JUGEMテーマ:絵本紹介

 

大抵、息子に絵本を買ってくるのは母ちゃんが多い我が家。

1歳半を過ぎた頃から家においてあった地元の出版社の出した地元の動物に特化した動物図鑑は時々眺めている様子。

そろそろ図鑑とかあってもいいのかなぁ、とあれこれ眺めていたのですが、必要に迫られていないからかなかなか購入には至っていませんでした。

母ちゃんが虫が苦手なのもあって虫はちょっと……と勇気も出ず。

理系が苦手だった母ちゃんが唯一得意だったのが地学の天体でしたが、星の図鑑よりも動物とか植物の方が先じゃない?

と悩んでしまって。

そんな最中、2歳を過ぎた頃、珍しく夫が「お土産だよ〜」と買ってきたのがこちらの絵本。

 

『トミカ超図鑑』 (ポプラ社)

トミカ超図鑑デラックス [ タカラトミー ]

価格:1,944円
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初図鑑がトミカかよ……と一瞬思わないでもなかった母ちゃんですが、侮るなかれ。

これが存外!悪くなかった!

 

 

トミカの歴史がぎっしり

どのページを開いてもトミカ!トミカ!トミカ!

発売年月順や種類別(働く車やレトロカー、汽車・電車等々)にトミカがずらっと掲載されています。

そう聞くとカタログのように感じますが、パズルや間違い探しのような遊びのページもあって飽きずに眺めていられます。

1ページに20台前後のトミカがみっちり掲載されています。

車に疎い母ちゃんは正直セダンのページなんかは全部一緒に見えてしまうのですが、

息子は「あた!」「これ!」「いた!」と自分のコレクションしているトミカはすぐに見つけてしまいます。

母ちゃんも「これ、持ってる?」と指さして訊いてみたりするのですが、持っていないものは一瞬「?」という顔をして違うよ!と正しいトミカを教えてくれます。

 

 

矯めつ眇めつ

息子が気に入っているのが最初のページに掲載されているトミカシステムのページ。

(トミカシステムとは……トミカを走らせて遊ぶコースのセット。こんなの↓)

 

トミカ トミカシステム 5WAY ダブルリフトどうろセット

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発売されているトミカシステムを色んなトミカが走っている写真が数ページに渡って掲載されています。

そのうちに「これを買ってくれ〜!」と言われるようになるのかな……。

正直もう全部同じトミカに見える……。

のですが、息子はやっぱり違うようです。

わざわざ自分の持っているトミカを持ってきて、絵本を見比べながら「これ!」と教えてくれます。

しかも、驚いたことに。

きちんと写真と実物、同じ角度にして四方八方から確認してから「これ!」と。

トミカの図鑑か、と思っていたのですが、これって完全に普通の図鑑の使い方と同じじゃない?とこの時初めて気が付きました。

自分も、お花を図鑑の写真や絵と四方八方から眺めて「これっぽいけど本当にこれかなぁ?」とやっていた事を思い出しました。

大人から見たら玩具の写真が載っている本ですが、子どもからしたら身近なものが本に載っている。

「このブップはどのブップかな?」と写真を見比べて考える事が出来る。

立派な図鑑なんだ、とはっとさせられました。

 

 

本に貴賤なし

と自分でも分かっていたはずなのですが、改めてそう認識いたしました。

(年齢制限等はまた別の話になりますので……)

「漫画より文字の本」

「ライトノベルより小説」

「サブカルチャーの本よりしっかりした文学」

と思っている方も多いのですが、書店員として本を扱っていると決してそうでないことがよくわかります。

本を読まない子は漫画すら読みません。

ライトノベルの中にも哲学的なものやSF的なものもたくさんありません。

でもライトノベルや漫画をたくさん読む子は、他の本もたくさん読みます。

作品に関連した本や作家さんが「好き」と言った本。

それは漫画だったり、哲学の本だったり、SFやミステリーの古典だったり。

そこからやっぱりライトノベルが好き!になる子や本格SFって面白い!になる子。

ライトノベルの作家さんがライトノベルレーベルから一般書に移行してそれについて行って自然と卒業する子。

もっと深いものが読みたい……とサブカルチャーや小難しい専門書に流れて行く子。

自分には小説は合わないな、こっちの方が言いたいことがはっきりして面白い!と教養新書に流れる子。

私自身の友人や実際にお話したお客様という狭い世界の中だけでもこんなに色んな読書の好みがあります。

初めての図鑑が虫だろうがトミカだろうが、関係なく。

「本は面白い!」「こうやって使うと楽しい!」と感じるのが一番、子どもにとって良い事なんですよね。

それをすっかり忘れていました。いかんいかん。

 

 

 

 

 

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